八百万の神カードとは
古事記に登場する主要な神様をまとめてカードにした八百万の神カード。
日本の神様は沢山の神様が存在します。
その神様のことを八百万の神と呼び、この八百万とは無限という意味のこと。
また、その役割も様々です。
それぞれの神さまの、ご神格から、その時にあったご神託がもらえます。
おみくじもそうですね。
カードを読み解く人に聞くのではなく、
神様に聞くのです。
ですから、聞き手に特別な力や能力は必要ありません。
ですが、リーディングのプロとしてやっていく道筋も提供されています。
八百万の神カードは単に人の運勢を占ったり予知するものではありません。
カードを通して神々の神格や古事記に記された神からのメッセージを受け取り、日々清らかな状態で過ごせるよう制作しております。
人生とは常に【自我】との戦いです。
自我が芽生えると嫉妬や対立、支配、私欲、様々な混乱を招き【怒りや憎しみ、悲しみ】など悪に意識を支配されます。
この状態を【穢れ】と呼び、神が最も嫌うものです。
しかし、これは我々人間だけではなく、八百万の神々も同様、様々な混乱を起こしながら、乗り越えて来たのです。
八百万の神々は、どのように穢れを祓い清らかになったのか?
八百万の神の物語を通して読み解くことが出来ます。
また、日本の神は全知全能ではなく、恵みを与えるありがたい一面と、災いをもたらす厳しい一面を持ち合わせています。人に恵みを与える魂を【和魂】、人に災いを齎す魂を【荒魂】と呼びます。
和魂は互いを尊重し、人と交わる力【親】。荒魂は前へ行動する力【勇】です。
例えば 、風神は淀んだ空気を綺麗にする一方で甚大な被害をもたらす台風を引き起こす怖い存在でもあります。荒魂は人にとって災いをもたらす魂かもしれません。
しかし、土砂崩れを起こし、その土砂に含まれる栄養素が海に注がれ、新たな命の源となり、自然界全体のバランスを保つ働きをなしていると考えれば決して悪いことばかりではありません。おみくじも大吉を引いた時ほど身を引き締め気をつけなさいとあります。
神話・古事記では神は自然のありとあらゆるものに宿ると言われ、八百万の神々が力を合わせ、この世を作っていると記されています。
また、唯一絶対の神ではなく、私たち人間と同じ様に良いところもあれば悪いところもあると互いを認め合い、支え合い、自分に足りないところがあれば、素直に見習い、この世が存在するのです。
八百万の神カードには、神々が持つ【和魂】と【荒魂】のカードが含まれています。
そのカードを通して、引いた神様は古事記の中でどんな物語があったのか?
それぞれの神様の物語を簡単にまとめています。
その物語の中で自分に良く似た神様を探すこともできます。
その神様を自分の守り神として守護カードにしましょう。
八百万の神のお札は 合計24の神様、和魂と荒魂で48枚、
さらに天照大御神のみ【幸魂】と【奇魂】を加え50枚で構成されています。
実は神々の魂は一霊四魂と呼び、和魂と荒魂に加え、幸魂、奇魂が存在します。
毎日の指針に八百万の神の御告げを頂きましょう。